人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。
また歯冠の色や形も、最新の歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
インプラント治療は専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが行います。 十分な審査と綿密な治療計画を立てた上で、患者様に合わせた治療をすすめていきます。
局部麻酔のもと、顎の骨にチタン製のインプラントを挿入します。
このインプラントが 新しい歯の土台となります。
インプラントと骨が結合し安定するまで約2~4ヶ月待ちます。 (骨の状態など様々な条件によって期間が異なります)この間は、仮の義歯を使用することができます。
インプラントが完全に顎の骨と結合したら、アバットメントを連結します。この状態で 歯肉が治癒するまで、個人差はありますが、1~6週間待ちます。
インプラントのヘッドに医療用セメントを用いて、歯を装着します。これでインプラント治療はいったん終了となります。
装着したインプラントを長持ちさせるためには、治療終了後の定期的な検診とホームケアなどのアフターケアが大切になります。
インプラントは生体との親和性が高いチタンという金属で造られています。チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最適であり、また顎の骨としっかり結合することが確認されています。
当医院では世界でも実績のある3大メーカー(3i、ノーベル、ストローマン)のインプラントを使用しています。
インプラントを入れた後のケアは、本物の歯と同様に日々の正しいブラッシングと定期健診が非常に重要です。
定期健診は術後、まずインプラント治療後1~2週間後に行い、ネジの締まり具合や歯茎の状態、噛み合わせなどを確認します。
その後、1ヶ月後、半年後、1年後、2年後と経過を診ていきます。